小さく産まれた、小さな赤ちゃん。
その一瞬をより可愛く彩るために、
小さな小さなお洋服が誕生しました。
Web store http://www.likobaby.com/
Instagram @likobaby_official
Photo : Mamiko Nonaka
Stylist : Kaori Maeda
Shooting direction : TIAM
Interview with
MAI NAKASUKA
ご自身の体験がブランドをスタートさせるきっかけになったデザイナーの中須賀さん。
なぜ小さな赤ちゃんのための洋服ブランドを立ち上げようと思ったのか、
TIAMでインタビューさせていただきました。
- ブランドを始めようと思ったきっかけを教えてください
第二子の妊娠がきっかけです。
妊娠8ヶ月の時に、染色体異常である18トリソミーと診断されました。
誕生した時の体重も1780g。
その時に、我が子に着せてあげれるサイズの洋服がありませんでした。
どれもとにかくサイズが大きいのばかり...
こんなにも世の中に、小さく産まれた赤ちゃんに合うサイズの洋服が無いのだと気付かされました。
ならば自分で立上げようと決心したのが、LIKOというブランドを始めるきっかけです。
- 洋服を作るのは初めての事ですが、不安や困ったことなどなかったですか?
服飾専門学校卒業・アパレルの販売経験があったので、洋服に関して全く知識が無かった訳では無いのですが、
全てを一から自分でとなると不安や困った事しかありませんでした...
ブランドを立上げようと決心したものの、本当にLIKOを必要としてくれる方達はいるのだろうかという不安。
何から始めたら良いのか、人脈の無い私が誰にお願いしたら良いのか...本当に困りました。
ですが、あれこれ考えず目の前のできる事を1つ1つ進めていくと自然と道やご縁ができました。
- 家族の反応は?
誰1人反対の声はありませんでした。
主人に関しては、ブランド立上げ「良いと思うよ」と即答でした。
小さいサイズが無く困っていた私を目の当たりにしていたからですかね。
- LIKOを通して伝えたいことは?
LIKOとはハワイの言葉で蕾や若葉という意味です。
小さく産まれた赤ちゃんを蕾・若葉に例え、この子はどんな花のように成長していくのか。
小さく産まれた、その一瞬さえも貴重な時間にしてほしい。
LIKOの洋服はそんな貴重な時間を、プラスに彩るお手伝いをしていきたいです。
中須賀 舞 なかすか まい
1989生まれ
服飾専門学校へて10年間アパレル販売員として経験
2017年第一子誕生
2021年第二子誕生
18トリソミーという染色体異常の診断を受ける
2022年低出生児専用のお洋服ブランド「LIKO」を立ち上げる