今やSNSで見かけない日はないのでは?!という人気ブランドに成長した韓国発のKonny。
中目黒で行われた 2025 Spring&Summer展示会をTIAM編集部が訪れました。

Konnyといえば数年前までは抱っこ紐のイメージが強かったのですが、
今ではペンギンマークのスタイを思い浮かべる方も多いはず。
それもそのはず、世界で10秒に1枚売れていると聞いて納得。

ベビー期の必需品であるスタイ。
Konnyのスタイは、まとめ買いできるリーズナブルな価格帯、抗菌防臭、吸湿速乾といった機能性の高さと、かわいらしいデザインとが相まってリピート買いが多いのが特徴です。
まるでピザのBOXのような遊び心のあるギフトパッケージも登場しました。

Konnyが力を入れているアイテムの一つが、このスワドルとスリーパー。
モロー反射を抑えるだけでなく、就寝中の寝具による窒息を防ぐことができます。
赤ちゃんとパパママが安心して眠れるようサポートしてくれる、
今や育児のマストアイテムです。


春夏の新作は布帛のセットアップやワンピース、デイリーユースにぴったりなトップス、ボトムスなどの単品アイテム、人気のパジャマやインナーなど、ベビー&キッズの生活をより快適にしてくれるラインナップ。
生地からオリジナルというこだわりのファブリックを使用しています。

夏の水遊びにぴったりなスイムウェアは5月上旬発売予定。

人気のヒップシートにも新色ピンク、クリーム、ブラックが加わりました。
Interview with Lim Erang

KonnyのCEO、ファウンダーであり、2人男の子のママでもあるイム・イラン氏に今回のコレクションのことなどお伺いしました。

- ずっと気になっていたんですが、Konnyのアイコンがペンギンなのはどうしてですか?
昔、ペンギンのドキュメンタリーを観たんです。
パパペンギンがとても大事に卵を温めていて、それがとても印象的でした。
出産後、授乳中にペンギンのドキュメンタリーのことを思い出しました。
なんだか自分はあの時に見たパパペンギンのようだなと思いました。
そして、ブランド名を考えていた時、そのことを思い出して、ペンギンをブランドのアイコンにしようと思ったんです。
ペンギンは子供のペンギンをイメージしています。
- 今回のコレクションのことを聞かせてください。
Konnyはまだ拡張している段階なんです。
シーンに合わせて必要なものをプラスしていっています。
去年の秋冬シーズンはTシャツが2型だったんですが、それでは足りないので実際の生活をイメージしながら必要なオケージョンに合わせて種類を増やしていっています。
コレクションの中にウィンドブレーカーがあるんですが、それも自分が欲しいと思うものが見つけられなかったので作りました。
Konnyは毎日着られる服を作っていきたいんです。
もちろんデザインは大事ですが、Konnyが物作りで大事にしているのは
「本当に必要なのか?」
ということです。
必要性の上に、デザインがあると思っています。
子供をケアするために作っていますが、
その先にいるパパママがお世話しやすいかどうかも考えています。
- 日本と韓国、育児に関してここが違うというところはありますか?

今回のイベントで気が付いたんですが、韓国に比べて日本の子供達の方が洋服を自分で着たり脱いだりしています。
だから日本のお客様の方がフィット感や着脱のしやすさは気にされますね。
韓国の保育園だと先生がお着替を手伝ってくれるんです。

新作のワンピースには、首の後ろにギャザーを入れ着脱しやすくしています。
これは日本のお客様のご意見を参考にさせていただきました。
(エリン氏はカスタマーレビュー全てをご自身で確認し、次の製品作りに役立てているそうです)
あとは、日本の方が兄弟姉妹でリンクコーデを意識されていますね。
リアルなユーザーの声を聞き、日常に必要なアイテムを広げ続けるKonny。
<可愛くて機能的な商品> というのはもちろんですが、
それを作っているKonnyというブランドの裏側にもTIAMは興味を持ちました。
Konnyはそれぞれのライフスタイルに合わせて働けるよう在宅ワークをベースに世界4カ国26都市で80人のチームのメンバーが働いているようです。そして、メンバーの60%が育児中だそうです。
その働き方はまさに今の時代感を反映している気がして、その環境を作れたのはやはり自身もママであるイム・イラン氏だったからだと思います。
Konnyはこれからどんなブランドに成長していくのか・・・
とても楽しみです!
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