味覚障害になる人が増えているそうです。
小学校低学年の約30%が、なんらかの味を認識できなかったという調査もあります。
そんな中、生きるための基礎的な力を子供たちに養わせるという目的で、「食育」活動が行われています。
芦屋の小学校では食育活動の一環として1から出汁を取って給食を作る流れがあるそうです。
子供のうちに五感を鍛えておくことの大切さ、もっとたくさんの地域で広がればいいなと思います。
そして子供たちの味覚を養う教育よりも遅れているのが嗅覚を養う教育。
味覚の95%は嗅覚が支配しているとも言われているのに香育がまだまだ浸透していないと感じます。
森の中の匂い、身近な食べ物の匂い、大好きなお母さんやお父さんの匂い…
"嗅ぐ"という行為は本能的に自分が心地よく癒されるものを探求できる行為です。
ありふれているのに気付いていない大事な感覚を取り戻すためにも、
ぜひ"鼻"を使って心と身体を豊かにして欲しいなと思います。
JARDIN AROMATIQUE
sae