GWZ、UJU、2つの個性的なオトナ服、コドモ服を展開する
株式会社プランクナッツのアトリエは、
都内の一等地、静かな住宅地の中にひっそりとある。
三階建てのビルを一棟使った、
独特な空間使いが気になり訪問した。
道路に面した、大きなガラス扉の1階部分。
外からでも分かる、綺麗なピンク色の壁が目を引く。
アトリエ一階部分の使用方法が今っぽい。
ここでLOOKの撮影から、インスタライブやSNS用の撮影も行う。
この日はインスタ用の撮影。
撮影に使う小物類も充実。
自然光がふんだんに入るガラス張りの空間を、
ショールームとも違った方法で、贅沢に使用している。
二階部分はアパレルのアトリエ。
「スタッフはみんなママです。元々はママ友だった友人をスカウトして働いてもらっていたり。」
と話すのは、デザイナーの大澤氏。
3人のママでありながら、2ブランドのデザインを手がけるタフな女性。
とにかく仲がいい!
羨ましくなるほど楽しそうな職場環境から生み出される洋服たちは、
他にはない大澤氏の人柄を表すようなデザインで、
ファンが多い。
さっきまでアパレルのインスタ撮影を行っていたアトリエの1階で、
何やら別のことが始まった様子。
デザイナーの大澤氏にはもう一つの顔があり、
遊びをとおして学び、新しい創造を提供する、
クリエイティブファーム「ASOMANABO (アソマナボ)」
の代表とプロデュースも手掛けている。
夕方からはアトリエの1階がそのスクールに変身。
今日はbaby toiが主催するアートデザインラボの日。
アートスクールの他にも、プログラミングや手芸、サイエンスなど
子供が楽しく学べるプログラムが用意されている。
この日は箱庭作りの最終日。
ここに撮影した画像をはめ込むという、何とも面白い試み。
日常ではなかなか出会うことのない、
個性的な講師陣(ナビゲーター)と出会えるのも
このスクールの魅力。
子供服のアパレルと、子供のためのスクール。
アプローチの仕方は違えど、根底にあるのは
「子供たちのため」
だと思うと、この二つは遠くはないと私は思う。
それらが同じ空間で上手く作用し合い、
よりオリジナリティのあるクリエイションができているのだと思った。
ABOUT GWZ
No more gender,
創造するモノ 自由なセカイ
男の子の服だから。女の子の服だから。
オトナだから。コドモだから。
そんな限られたカテゴリーを GWZ(ジーウィズ)はつくらない。
自由でクリエイティブな服、GWZ。
ABOUT UJU
Sleeping bud
自分らしいこだわり、自立した想いをもつ
少女と大人の女性のための服、UJU(ウジュ)。
Sleeping bud(眠るつぼみ)をイメージしたロゴと
いろいろなお花をイメージしたシルエットが特徴。
自分らしい花を咲かせるという想いをこめて。
ABOUT ASOMANABO
アソマナボは、
遊びをとおして学び、
新しい創造を提供する、
クリエイティブファームです。
企業や組織が多様なクリエーターと出会い、
共鳴し、新しいデザインアプローチで、
プロダクトを生み出します。
〒154-0002 東京都世田谷区下馬2丁目13
取材・文 / 石川 明日香
撮影 / 神田 豊秀