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キューバでお祓い(サンテリア)

Hola!(こんにちは)

暑い日々。

キューバはいつも暑いけれど、暑さに負けないくらいそこかしこから音楽が聞こえる。

蝉の声も夏の風物詩だけれど、キューバの音楽がなり響く暑さが恋しい。

 

キューバで生活していた時、いっとき食欲が落ちた。

彼の従兄弟は、サンテリアというアフリカ由来の宗教の儀式を行ったりする人で、そんな私をみて「身体の中に悪い気があるから、それを追い出す儀式(お祓い)をしたい」と言ってくれた。

でも、なんだか怖くてお断りした。

その後も、何度か儀式をしたいと言われ、私を思いやる好意を無駄にはできないと覚悟をきめた。

 

当日、お祓いの為に入った部屋は外の強い日差しとはうってかわって、冷んやりと薄暗い部屋。

沢山の葉や動物の骨で飾られた部屋だった。

従兄弟の知人が部屋に入ってビデオを撮ろうとしたら、壊れた!

 

お祓いでは、マッチから火薬部分だけを外して紙で包んだものを、持った剣の上で火をつけたり(髪の毛が焦げた!)(火薬を用意し、包むのにかなり時間がかかった)、股の間に卵をはさんだり、死者からの言葉を聞いたり、かなり貴重な体験をした。

 

汗をたくさんかきながら、私の為にお祓いをしてくれたprimo(いとこ)、ありがとう!!

 

キューバが平穏を取り戻し、人々に笑顔が戻るようにと願う日々。

chao

Writer

FERNANDEZ FIS NATSUKO / KANAGAWA

キューバ音楽を聴いた瞬間から、猛烈にキューバへの恋がはじまる。
2016年には、スペイン語とダンスの習得、キューバの生活を体験することを目的に6か月キューバに滞在。
ハバナ大学にてスペイン語を学ぶ。

現在は、キューバ人の夫と男の子と日々キューバの風を感じながら神奈川県で暮らしている。

夫のキューバ風子育てを感心しながら勉強中。

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