2021.07.23
キューバでお祓い(サンテリア)
Hola!(こんにちは)
暑い日々。
キューバはいつも暑いけれど、暑さに負けないくらいそこかしこから音楽が聞こえる。
蝉の声も夏の風物詩だけれど、キューバの音楽がなり響く暑さが恋しい。
キューバで生活していた時、いっとき食欲が落ちた。
彼の従兄弟は、サンテリアというアフリカ由来の宗教の儀式を行ったりする人で、そんな私をみて「身体の中に悪い気があるから、それを追い出す儀式(お祓い)をしたい」と言ってくれた。
でも、なんだか怖くてお断りした。
その後も、何度か儀式をしたいと言われ、私を思いやる好意を無駄にはできないと覚悟をきめた。
当日、お祓いの為に入った部屋は外の強い日差しとはうってかわって、冷んやりと薄暗い部屋。
沢山の葉や動物の骨で飾られた部屋だった。
従兄弟の知人が部屋に入ってビデオを撮ろうとしたら、壊れた!
お祓いでは、マッチから火薬部分だけを外して紙で包んだものを、持った剣の上で火をつけたり(髪の毛が焦げた!)(火薬を用意し、包むのにかなり時間がかかった)、股の間に卵をはさんだり、死者からの言葉を聞いたり、かなり貴重な体験をした。
汗をたくさんかきながら、私の為にお祓いをしてくれたprimo(いとこ)、ありがとう!!
キューバが平穏を取り戻し、人々に笑顔が戻るようにと願う日々。
chao
FERNANDEZ FIS NATSUKO / KANAGAWA
キューバ音楽を聴いた瞬間から、猛烈にキューバへの恋がはじまる。
2016年には、スペイン語とダンスの習得、キューバの生活を体験することを目的に6か月キューバに滞在。
ハバナ大学にてスペイン語を学ぶ。
現在は、キューバ人の夫と男の子と日々キューバの風を感じながら神奈川県で暮らしている。
夫のキューバ風子育てを感心しながら勉強中。