わたしがデザインを手がけている レディス&キッズ ブランド Mediam (ミディアム)について お話しさせて頂こうと思います。
昔からわたしは 服を着ることが大好きでした。
どちらかというと "作りたい" っていうより "着たい" 想いが強く
どんな風に着ようか考える時間が楽しくて
いつしか スタイリング次第で 1つのアイテムの存在が変化していく姿に魅力されていきました。(こちらの話は また別の機会に)
父と母の影響から 古着への親しみは 割と幼い頃からあって
よくフリーマーケットや骨董市に連れられて 掘り出し物を見つけ 楽しそうにしている両親を見て育ちました。
古くて素晴らしいものを 大切に繋いでいき
もし 壊れていても 新しい形にして新たな命を吹き込み価値を見出すのが 我が家のスタイルでした。
10代 20代は 気の向くままに いろーんな服を着て楽みました。 その時代の流行にどっぷりな頃もあったし 沢山試した分 失敗した事も沢山ありました。
そんな経験を経て
なにが 私のスタイルなのか? その輪郭が見えてきたのはつい最近の事のように思います。
新しいことをする勇気が湧いたのは
「服を着る楽しさを思う存分味わいたい!」
という想いが溢れ出したから。
人間のそういう時のパワーって凄いんだと自分でも感じました。笑
年齢というよりその人自身をフォーカスして
気負わず 心地よく
「形にとらわれず変化する事を楽しみたい」
「自由な発想でFASHIONを楽しみたい」
ワードローブとその先にある「服」を繋ぐブランドを作りたいと思いました。
手にした人々のワードローブの中で、それぞれのカラーに染まり コーディネートする事で眠っていた服を新たなスタイリングで蘇らせる。
"時代"も"ブランド"も越え「服」を大切に長く愛し繋いでいくきっかけになることをしたい。
そんな思いから誕生したのが「Mediam 」です。
LOOK BOOKはMediam の商品だけではなく 私物をMIXしてスタイリングをしています。
特にVINTAGEが多いのですが
私が好きなスタイルは 1つのブランドだけ成立していることがなく古いも新しいもメンズもいろいろMIXして成立しているのでそれを素直に表現したかったのと
このスタイリングをきっかけに
誰かのクローゼットの奥で 出番を待っている 愛おしい洋服たちに再び脚光があたる日が来たり 着こなしのインスピレーションに繋がったりしたら楽しいだろうなと思ったから。
合わせるのはVINTAGEじゃなくてもいいし 現行のブランドだっていい
良いものは良いのだから 共存することを楽しみたい。
そうやって 自分を輝かせてくれたものは ずっと大切にしたくなると思うのです。
- 第2話 - はkidsアイテムについてのお話になります。近日アップしまーす!