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私が子供服業界に惹かれる理由

「こんなに長い一週間があるのか・・」

というくらい、色んなことがあったここ最近。

もしかして夢だったんじゃないのか・・というような、

一部の記憶がふわっとしてしまっているところを見ると、

「さすがに余裕なかったのね。私。」

と感じる。

 

まずは小学6年生の息子の中学受験。

「中学受験は大変だよ〜」

と先輩ママたちから聞いてはいたけど、

・・・完全になめてた。

もう心身ともにボロッボロ。

「終わりよければ全てよし」

で、今はもう落ち着きを取り戻しつつある我が家ですが

この一週間は涙あり、笑いありの一生忘れられない時間だった。

 

これから中学受験されるママたちの少しでも参考になればと

思うので、我が家の中学受験記録はまだ別で書きますね。

 

それからPlay time !

パリ発の合同展示会でTIAMのイベントを開催。

 

 

 

フランスのクラフト雑貨「デコパッチ」のワークショップと

「ポラロイド」のフォトシューティングで協賛させていただいたのですが、

ご来場いただいたみなさまとても楽しそうで、

何より私たちも可愛いキッズに癒されて、

開催できてよかったなと心底思う。

TIAMをスタートさせたことで、PRという業種だけでは知り合えなかった

人たちと(お客様、読者の方も含め)出会える機会が増え、どんどん輪が

広がる感じがたまらない。

 

さてと!ひと段落!

とはならず・・・

Playtimeが終わると同時に展示会まわりがスタート。

ついプレスやデザイナーと話し込んだり、友人とばったりしちゃうから

予定している時間には当然終わらない。笑

 

昨日はノーザンスカイの展示会で、鎌倉のセレクトショップ

vive el momentoのオーナーで友人のゆうみちゃんにばったり。

 

 

「... 一杯飲んでく?!」

そりゃあ久しぶりにバッタリ会っちゃった日にはそうなりますよね。笑

 

働く女二人が飲めば、当然子供の話。

そして仕事の話。

 

同じ子供服業界で働く者同士、仕事の話は尽きないのだけど

最後に

「アスカちゃんてさ、なんで子供服なの?」

と聞かれた。

 

「だって子供服って、その瞬間にしか似合わないデザインや、

その瞬間だからこその可愛さがあるじゃない。それが面白くてたまらない」

 

自然と自分の口から出た言葉に、改めてなんでこの仕事を選んでいるのかということを

考えさせられた。

 

「大人みたいな子供服」「ママやパパとお揃い」

それもブランドのコンセプトとしては10年前には考えられなかったことで素晴らしいと思うし、

今の時代感には合ってると思う。

 

でも自分の主観だけでいうと、

「今しかないその瞬間にしか着られない服」

に魅力を感じる。

 

今回イベントにご協力いただいたポラロイドに似ているのかもしれないけど、

スマホでどこでも誰でも何度でも撮れるのは便利だし、理にかなっているのだけど

「どんな写真が撮れてるんだろう」

と写真が出てくる時間をワクワクしながら眺めたり、

その瞬間、たった1枚だけ。

のポラロイドは、何度も取り直してカメラロール一杯になった写真たちよりも

その1枚に価値を感じる。

 

「このデザイン可愛いな〜でも私が着たら気持ち悪いな〜笑 娘に買おう」

と思う洋服に次の秋冬シーズンもたくさん出会ってる。

 

今の娘の年齢で、今の娘の雰囲気だから似合う服。

その時しか着られないかもしれないけど、だからこそ、記憶にしっかりと刻まれるんだよね。

 

私の仕事は常に客観的に洋服を見なくてはいけない立場なので、

これはTIAMとしてではなく、一個人としての意見です。

でも、この子供服へのこだわりは、私がこの仕事をしている理由でもある。

 

そんな自分の原点を思い起こさせてくれた昨日の夜に感謝!

ゆうみちゃんとバッタリの偶然に感謝!

 

 

 

 

 

 

Writer

ASUKA ISHIKAWA / TOKYO

TIAM FOUNDER / PR

キッズから大人まで国内外のファッションブランドのPRと、広告のアートディレクションを手がける。
その経験と知識を集約しキッズファッションマガジンTIAMを立ち上げる。

16歳12歳0歳の母。

Instagram @asuka__ishikawa

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