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バーゼルのファストナハト。

先月行われたバーゼルのカーニバル(バーゼル・ファスナハト)についてお話しします。

3日間に渡り開催される、スイスで一番大きいお祭りで、14世紀から歴史がありユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

         


早朝からこういったマスクをつけた人たちのパレードが旧市街で始まります。冬の暗いスイスのバーゼルの街を、マスクをつけ仮装した人が楽器などを演奏しながら練り歩きます。カーニバルを愛する地元のスイス人はもちろん観光客も大変多く、朝の四時だと言うのに毎年ものすごい賑わいです。

去年は初日の早朝パレードを見に行きましたが、寒さとあまりの混雑ぶりだったため、今年は最終日の午後に地元の町で行われたパレードを見に行きました。

基本的には青森のねぶたのような毎年手作りの山車が出て、沿道の人たちにキャンディやガムなどのお菓子やフルーツ、花などを投げます。

     

しかし、時には物凄い勢いで紙吹雪(コンフェッティ)が投げられます!

     

このコンフェッティ、服や髪の毛に着くと取るのがそれは大変で…

ですが、子供も大人も御構い無しに山車に近づき手を伸ばします。

このパレードを娘は毎年友達と見に行きます。ドイツ人の夫は毎年同じだから別に見に行かなくてもいい、と今年はキャンセル。なので私はクッキー(犬)を連れて参加しました。

クッキーはなんとか紙吹雪から免れました。

スイス人でなくとも興奮し、笑いが止まらないこのお祭り。この時期にバーゼルにいらっしゃる方にはぜひ体験していただきたいです!

 

 

 

Writer

ERINA / SWITZERLAND

Erina Tateyama
スイス在住

民放局アナウンサー、大学講師を経てドイツ人夫との結婚を機にヨーロッパへ。
2005年ドイツ・デュッセルドルフで娘を出産。
その後数回引越しを繰り返し、2016年からスイス在住。

現在は自宅で製菓教室などを開催。愛犬と近くの森を散歩するのが日課。

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