アメリカに来て驚いたことが、子供のスポーツのシステム。
日本ではバスケを始めたら、バスケ、野球を始めたら野球、と、やりたい限り一年中そのクラブで活動していたイメージですが、アメリカは基本シーズンでメインのスポーツが変わります。
もちろん本格的なってくるとアイスホッケーのように年中トーナメントをやっているようなものもありますが、例えば、春はラクロス、野球(ソフトボール) 、秋はサッカー、冬はバスケ、といった具合です。
もう一つ驚いたのが練習の緩さ。小学生の低学年、中学年までは本当に緩くて、こんなに緩くて、一年中同じスポーツをやってるわけでもないのにどうやってあんな世界的な選手とかが育つんだろう、と不思議に思っていました。
が、、
ついにこの春アメリカスポーツの洗礼を受けました、、
五年生になり、去年と同じように春はラクロスを選択。シアターと二つ頑張れーと思っていましたが、まずトライアウトでトラベルチームのAチームが確定。そのあと練習日が決まり、運悪くシアターと重なることに。ラクロスの練習は週3回もあるし(これも去年は一回だったので計算外)、この日は途中からシアターの練習に行っても良いだろうかとコーチにしたら、
私では判断しかねるので代表に聞きます。と。
あれ、去年まで全然緩くて、こんな反応じゃなかったよね、、と。
で、結果、それは認められません。
と。夫は、
え?シアターやめるでしょ?Aチームだよ?
と。
え?シアターだって役が決まってて授業料も高いんだよ(高いんだよ、、高いんだよ、、涙)
結局次女はラクロスを選び、シアターはキャンセルすることに。涙
コーチも最初に、
病気、家族の緊急時以外は休まないように。休んだ場合はBチームの子達がいつでもそのポジションに入るから。
と一喝。
そしていよいよ試合。
親の応援の熱気も違う。。
フランス系が多くてラクロスに熱心、というニューヨークのチームに敗北。今までは負けても、頑張ったよねー!you did great job! と言ってた親も、なんかちょっと重苦しい雰囲気。
後から聞いたら、ラクロス、バレーボールのように大学のスカラーシップを取れるスポーツは親の真剣度合いが違うらしい。
特にうちのラクロスは昔から強くて夫の時はデューク大に6人も行ったらしいし、チームメイトのお姉さんは10年生(日本でいう高校一年生)でもうラクロスのスカラーシップを取っているらしい。
次女、、、頑張れっ
夢はバスケ選手な次女ですが、ついついラクロスをメインにすり替えようとしている親2人です。