キューバから日本へ帰国し、帰り道に眺める風景はいつも何故か灰色にみえる。
(私は決して日本が嫌いなわけではない)
そして、そう時間をおかずたまらなく恋しくなる
あの暑さ(日中のキューバは本当に暑い)
街の喧騒
車のクラクション
大きな笑顔の人達
キューバの友人、知人を思い出すと、決まって大きな笑顔が頭に浮かぶ。
表情豊かに、時にはウィンクを交えながら話す様子はとても魅力的で、私もこうありたいと思う。
(キューバにいる時は、私も日本にいる時より表情豊かに、そして力強く話している気がする。)
そして、うまく言えないのだけれど「生きている」
という強さが伝わってくる。
とにかく日中は暑く、扇風機しかないダンススタジオでのレッスンは時にツライけれど、それでも恋しく懐かしい。
(ちなみに、レッスンは笑顔で進むと思いきや、キューバ人インストラクターはとても基本に厳しく、できないとなかなか先に進めなかったりもする。)
暑いのに、長い髪は結ばずなびかせていたり、ブーツを履いていたり、ニット帽をかぶっていたり、オシャレにかける意気込みには感心してしまう。
女性は、年齢を問わずマニキュアをしている。
(私も、その時に流行っていた一色別の色にし、キューバカラーにしてみた!)
(ちなみに、キューバ人は靴をとてもきれいにしている人が多い。よく洗う。うちの主人は、日本人はみんななんで汚れたスニーカーを履いているんだ!?と驚いている。昨日も一生懸命靴を洗っていた。。。)
会社の夏休みごとに、毎年2週間くらい滞在していたキューバだけれど、どうしてもどうしてもあの人達の中、あのキューバで暮らしてみたいという思いが捨てられず、長く勤めた会社を退職し、半年のキューバ行きを決めた2016年。
つづく
Chao
(スコールで水が溜まった道を走るバスに捕まり滑る少年達。裸足!力強い!とめる大人はいない)