子供たちが保育園から小学校に上がる前
「小学1年生の壁」
なんて言葉を聞く機会が増え、
働くママたちの間では恐怖だった。
手取り足取り、先生と密にコミュニケーションがとれる幼児期を経て小学生に。
小学生になると急に環境が変わるから子供たちも不安定になり、
配られるプリントの多さと行事や提出物の確認に親も四苦八苦な状況になるから。
確かに幼児期とは心配な事柄の内容が変わり、
子供の成長と共に色々な変化は感じたけれど、
うちの場合は生活に支障をきたすほどではなかった・・
のだけれど、今になって
「10歳の壁」
を感じています。
対象者は4年生の娘。
もともと「学校大好き!」
なタイプではなかったけれど、年明けくらいから具合が悪いと言って学校を休むことが増え、
ここ最近は3日連続通学できたら「よくやった!」な状態。
最初はサボり癖がついてしまったんだろうと
多少強引にでも行かせようと娘と本気でぶつかっていたから毎朝が戦いだったのだけど、
「行きたくない・・・」
と涙を浮かべる娘の姿を見て、
「もう辛くてどうしようもないなら、無理して行かなくてもいいよ」
と話すようになった。
「学校にいける時は行かせたい」
のと
「学校に行かなくても、娘が毎日楽しく過ごせるような環境を提供してあげたい」
の両軸で考えつつ、自分が子供だった時を思い出す。
やっぱりなんだか自分でもわからないけど、モヤモヤしていた時期はあったよね。
10歳は一番不登校が増える年齢なんだって。
少しずつ子供から大人へと成長していく過程で、
言葉にはできないモヤモヤがきっと娘の中にもあるんだろうなと。
昨日は友人宅に前乗りさせてもらって、
親友と一緒に登校したら笑顔で学校にいけた。
でも今朝はまたダメで。。。
周りの協力を受けながら、なんとか付き添って学校に行けたのは
もうちょっとで給食じゃない!っていう時間。
それでも学校について友達を見つけて、パッと顔が明るくなった娘の姿を見て
「粘りに粘って連れてきてよかった・・・」
と心底思った。
娘を見送り自宅について玄関の中に入った瞬間、
不覚にもほっとしすぎてボロボロ涙が止まらず。
超冷静なつもりでいたけど、
私も気持ち張り詰めてたんだなと認めたら、一気に心が軽くなった。
仕事でもそうだけど、どれだけ今が辛くても
いつか絶対笑い話になる時がある!
と呪文のように自分に言い聞かせて毎日を過ごしてます。
今の状況なんてまだ序の口で、これから先もっと大変な時期がたくさんあるんだろうけど
(想像すると非常に恐ろしい)
「あの時は大変だったよねー」
ってビール片手に子供たちと一緒に笑える時までがんばろ!