Hola(こんにちは)!
自粛生活に終わりが見えましたね。
うちは、彼(キューバ人)もがっつりstay homeだったので、家族で巣篭もり生活をしました。
彼に仕事があると、子どもと過ごすのは夜の短時間だけ。
毎日、たっぷりパパに遊んでもらって、すこぶる機嫌が良い坊ちゃんでした。
うまい言葉が見つからないのだけれど、彼が遊んでいるのをみていると、スキンシップたっぷり、
ストレート、ダイナミックに遊んぶので、まるで
動物の親子、熊の親子!?をみているような気がした。
さぁ、音楽の都、サンティアゴ•デ•クーバへの旅の続きです。
日本を発つ前、キューバをこよなく愛するcompañero (同志)(勝手に私がそう思っている)が
サンティアゴにgran piedra(大きな石)という公園があって、行ってみたいと。草原にいくつもの石像がたたずんでいて、かなりシュールな雰囲気らしい。
それなら一足お先に下見してみようと思った。
まずは、gran piedra へ行けるタクシーを探すところから。
その公園は、急勾配の坂を登り続けた山の上にあるから、クラッシックカー(古い車)では行けない車も多いと。
でも、見つけた。
見つける時は、ハバナ大学の先生のアドバイス、
質問する時は、三人にすること。
その中から、良いと思ったものを選ぶこと。
を実践。
見事に、三人の言う値段が違った。
いざ出発。
本当に急勾配の坂を登り続けた。
山腹で、オーバーヒート。
道端でエンジンが冷めるのを待つこと一時間。
気をとりなおして出発。
公園に到着。
澄んだひんやりとした空気。
人と熱気にあふれている街とは全然違う。
木々に囲まれたハイキングコースのような道、階段をかなり頑張って登った。
さっきネットでみたら、500段弱の階段だと。
頂上には、まさに大きな石がでーんとあった。
まさに!とは思ったけれど、私がみたかったのはこれではない、石像だ。
むこうの山に建物があるのがみえる。
きっとあっちの方だろうと、そこに続く道を進むも断念。
舗装されていない道、石がゴロゴロ。
上がったり下ったりの道。
履いてきたクロックスではとてもじゃないけれど、進み続けられなかった。(それに妊娠中の私)
ゴールを見ず、悔しい気持ちを抱きながら戻った。
受付で、石像はどこにあるの?と聞いたら
それは別の場所にある別の名前の公園よ
と。
彼と一緒に大笑い。
澄んだ空気。
眺めの良い高地。
良い経験をした。本当に。
今でも、このgran piedra ネタで私達夫婦は時々笑いあっている。
街へおりたら、再びライブを聴きに。
いつか本物の石像群をみてみたい。
Chao