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Jour66(フランス門限生活) 指輪ちゃん物語n°2:Mme.マドレーヌ

思春期のころから大好きな雑誌のパリスナップ。
パリジェンヌ達は母や祖母からもらったジュエリーやアクセサリーを付けていた。

渡仏して見渡すと、パリジェンヌやマダム達はやっぱり好きな物を好きな様に身につけていた。
指輪について尋ねると、嬉しそうに話してくれる。

おさらい:
指輪ちゃん物語n°1:Mme.アニーク

マドレーヌ 70代前半
右手の薬指のラピスラズリが沢山の指輪は、18歳から定年まで50年以上働いたギャラリーラファイエットのモロッコフェスにて、販売リーダーをした際に購入したもの。
中指の細い指輪は母親の形見、細いゴールドリングは弟の形見。
人差し指の柄が入ったリングは義理の妹がくれたもの。
彼女はブルーが好き。みんなそれを知っている。
モノカラーでマニキュアを塗っていて、とても綺麗な手。

左手の薬指は大好きだった亡き夫からのプレゼント。
中指の小さなダイヤモンドリングは息子を出産した時に夫から贈られた。
ホワイトゴールドのかまぼこリングは、夫の形見。
人差し指は自分で買った、やっぱり青い石のついたもの。

ネックレスやピアスも青。
服はシンプル、短めのネックレスが素敵。

マドレーヌは心優しくて真面目な女性。
何度か大病を患っているが、持ち前の心の強さで乗り越えた。
15年程前に亡くなった夫をとても愛していて、未亡人となって以降も特定の男性とデートはするが交際にはいたらず。
定年後は年に3,4度の国内外旅行を友達とする。

<66日目の私>
夕飯にモロッコのクスクスを頂いた。
モロッコの味付けは辛くない。
干しぶどうやプルーンを一緒に煮込む場合もあって、それも美味しい。

Writer

REIKO / PARIS

会社員とストリートダンサーの二足のわらじ東京生活を経て、パリ郊外移住を40代でスタート。一児の母。

instagram @snack_reiko

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